ちょっと前に、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に対する格安sim・スマホ会社のシェアが10%になったとの記事がありました。
かなり格安スマホが普及してきたってことです。
ですが。
国民生活センターの調査では、2016年に格安スマホに関する相談件数は1045件(2015年には380件)と格安スマホユーザーの増加に伴い、相談も増加している事がわかります。
↓国民生活センター 格安スマホトラブル記事へのリンク
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170413_1.html
格安sim・スマホを使い始めた人の相談件数が増えています。
大手キャリアのユーザー数にくらべたらまだまだ少ないですが、以前に比べればかなり格安スマホが普及した印象です。わたしの周りにも、ちらほら格安sim・格安スマホユーザーが現れています。
わたしは格安sim歴3年ですが、格安simにはメリットばかりでなくデメリットもあります。
そこで、格安スマホの購入を考えている方に伝えたい、格安スマホのデメリットを紹介します。
満足している点として、料金のやすさ、コストパフォーマンスと回答した人が多いですが、格安スマホに変えた時のサポート、データ通信の品質・速度などに不満を持っている人もいます。
格安sim・格安スマホに替える時に知っておきたい4つのデメリット
店舗が少ない・サポート体制が薄い。
ドコモ、au、ソフトバンクに比べて、基本的に格安sim・スマホのサポート体制は劣っています。
大手キャリアだったら店舗に行って相談すれば解決出来る問題でも、格安sim・スマホの場合は、電話相談で対応してもらう事になります。
しかし、電話の相談ではなかなか相談したいことが伝わらない事があります。
格安simの契約変更や解約などでコールセンターに電話した時に、混雑している時が多くけっこう待たされました。
(最近は、サポート体制が整いつつありますが、)
格安simの設定については、格安SIMの会社のサポートを受けることが出来ますが、格安スマホ本体のサポートについては、メーカーまかせの感があります。
基本的にインターネットで検索して解決方法を見つけることが出来る人でしたらよいですが、キャリア店舗に頻繁に相談している人にとっては、格安スマホのサポートでは不安があります。
データ通信速度が遅い。
わたしは、ocn、BIGLOBEモバイル、楽天モバイル、マイネオを使ったことがありますが、基本的に大手キャリアより通信速度が遅いです。
特に、平日の昼間、花火大会・お祭りなどのイベント会場では、速度の低下はものすごく遅くなります。
また、夕方にも速度が遅くなりがちです。
私は、割り切って使っているので全然気になりませんが、ソーシャルゲームなどの常に通信が必要なアプリの場合には、結構気になる人もいると思います。
ですので、会社員などの、お昼の休憩時間にソーシャルゲームで遊んでいる人には不向きです
LINEでID検索ができない
大手キャリアを使っている人にとっては、考えられないかもしれませんが、格安simでは年齢認証が出来ません。
自分から相手へのLINEのID検索ができませんし、相手から自分へID検索もできません。
なので、基本的に対面で直接LINE IDを交換する事になります。
離れた相手とLINE交換も出来ますが、QRコードを送ってそのコードを相手が読みとって友達に追加するなど、少し面倒な手順が必要です。
LINE交換しにくい事が地味に面倒です。
キャリアメールが使えなくなる
普段のメインがLINEだったり、Androidスマホの場合gmailを持っているんだったら困らないかもしれませんが。
キャリアメールをWEBサイトのユーザー登録だったり、ショッピングサイトの連絡用メールにしている方は変更が必要です。
とは言っても、androidスマホを使っていればGOOGLEアカウントを持っているので、GMAILを使えば解決ですけどね。
その他のデメリット
・スマホの決済(お財布携帯)が使えない。
・緊急地震速報が受信できない
・支払い方法はクレジットカードがほぼ必須。
・自分でスマホの設定をしなければならない
・格安スマホはキャリアスマホに比べて性能が若干低い。
などのデメリットがあります。
デメリットをしっかり確認すれば、格安スマホが最高
先ほどデメリットをいくつもの上げましたが、格安simでのメリットは、何と言っても料金が格別に安い事です。
大手キャリアで契約していると、年間10万円程度掛かるところが、格安simなら年間2万円くらいで済みます。
差額で8万円安くなると思うと、先ほど色々あげたデメリットなど無いに等しいです。
この料金価格差が、やっぱり格安simの最大のメリットです。