キャリアから格安SIMにすると毎月のスマホ利用料が半額以下になりますが、格安SIMに移行する前に知っておきたいポイントがあります。
特に、現在使っているスマホをそのまま使いながら、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアSIMだけを格安SIMに変更する時には注意が必要です。
知らないと乗り換えた時に余計な費用がかかったり、手間がかかったり、最悪使えないこともありますので必ず押さえておきましょう。
キャリアの回線の種類をチェック
格安SIMの回線は、docomo、au、ソフトバンクなどのキャリアの回線を格安sim会社が借りて使われています。
キャリアで使っていたスマホを格安SIMで使いたい場合には、今まで使っていたキャリア回線と同じ格安SIM回線のみ使用できます。
例えば、
ドコモ系の格安SIM会社のSIMは、ドコモスマホとSIMフリースマホのみ使えます。
同じように、au系の格安SIM会社のSIM場合には、auスマホとSIMフリースマホのみ使えます。同じようにソフトバンクも同様です。
現在、ドコモの回線を使っている格安SIM会社がほとんどです。ですのでドコモのスマホを用意すればほとんどの格安simが使えます。
auスマホ、SoftBankスマホの場合には、格安SIM会社の選択肢が限られます
auの場合にはIIJmio、マイネオ。
ソフトバンクは、u-mobile、b-mobileのSIMが使用できます。
その他の格安シム会社はドコモ回線が使えますので格安SIM会社を探す時には必ずチェックしましょう。
キャリアの2年縛り・解約金に注意する。
キャリアで契約している場合には、ほぼ必ず2年縛りなどの契約更新月が決められています。
2年縛りは、更新月とその翌月のみ解約料が発生しません。
格安スマホに変えようと思っても更新月でないと、9500円の解約料が発生します。
スマホ料金の請求書などに更新月の記載がありますので、無駄な費用を発生させないためにも必ずチェックしましょう。
もちろんすぐに格安SIMにしたほうがトータルの支払コストが少ない場合には更新月以外で解約するのもありだと思います。
今使っているスマホの月々の料金をチェックする。
格安SIMに移行する前に自分が今使っているデータ通信量と通話料をチェックしましょう。
データ通信量
ストリーミングで動画視聴や音楽をよく聞く方は、高速データ通信量が多いプランを契約すると良いでしょう。
最近では10GB、20GBなどの超大容量プランも登場していますので、チェックしてください。
逆にSNSやライン、ネット閲覧程度のライトの使い方の場合には、月にデータ通信量1GBや3GB程度でも十分足りますので、費用をかなり節約できます。
通話料
格安SIMでも通話料が半額や定額になるサービスもありますので、通話を多くする方は5分かけ放題や10分かけ放題など、通話料を安くできるプランを検討すると良いでしょう。
通話もLINEの無料通話を使うと、かなり節約になります。
★格安SIMに乗り換える まとめ
何も知らないまま格安SIMに移行すると、非常に損する場合があります。
- キャリア回線の種類
- 2年縛りの解約金
- 毎月のデータ量と通話時間
をよく確認してから乗り換えましょう。